菜種(なたね)の収穫、行いました。
種を採るために残していた菜の花、志ば久にとってとても大切なものです。
菜の花漬(浅漬、糠漬)用の菜の花はすべて自社の畑にて摘んでいて、種も昔からのものを毎年採って、来年に引き継いできました。
ずいぶん、サヤが大きくなりました。
本当はもう少しだけ畑に置いて、少し茶色くなってから採りたかったのですが。。。
山鳩(ヤマバト)やスズメたちが食べに来ているようなので、昨日のうちに刈り取りました。
軽トラックに満載!
持ち帰った菜種は、一週間~10日程完全に水分無くなるまで干して、最終的に【菜種】
だけに選別します。
ずいぶん多く見えますが、菜種だけにすると採れる量はほんのわずか。。。
来年の作付け分+α といったところでしょうか?!
今週は好天が続くので、しっかりと乾いてくれそうです。
この投稿は 2009 年 5 月 26 日 火曜日 4:54 PM に 畑の日記 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。
2009 年 5 月 31 日 4:03 PM
はじめまして、突然ですが、昨年私達も菜種を栽培しました。
私達は、高知の田舎で、山間地域に住んでいます。高齢者世帯が主で、不耕作田が増え、次第に過疎化が進んで行くこの地域に、何とか元気が出ないものか?これ以上不耕作田を増さない為に何が出来るか?少数の若者・・(40、50、代)が中心になり『菜種栽培』を進めてきました。菜の花を楽しんだ後には、菜種油を搾る計画でした。先日種の収穫も終わりましたが、私達の勉強不足から、菜種にも食用に向かない物、遺伝子組み換えの危険性などの問題が出てきました。とても残念です。
でも、今年も菜の花は植えたいです。地域の者もそれを望んでいます。今年は、ちゃんとした種を購入しようと、種苗店に問い合わせていますが、取り扱っている所がありません。安心、安全な菜種をどのように購入すればよいか、教えていただきたいです。宜しくお願いします。
2009 年 5 月 31 日 6:40 PM
掘 様
コメントいただきありがとうございます。
京都洛北松ヶ崎地区や大原地区で栽培している「菜の花」は古くから各家に受け継がれいるものを、大事に使わせていただいています。
紫蘇も菜の花も市販の種というわけなく、先人から受け継いできたものですので私どもの「種」をお分けするということは出来ませんが、
情報として、下記参考にしていただければと思います。
高知県は菜の花の産地として有名です。
京都市内のお漬物屋さんでは「菜の花漬」として、高知県産のものlを扱っていらっしゃるところも多いです。
これは「寒咲き花菜」という品種になります。
早生(わせ)のもので蕾の収穫が、1月頃であったと思います。
搾油用の菜の花については、知識がありませんが食用であればこの品種は収穫量が多いと思います。
※ブロッコリーのような大きな蕾をつけます。
もう一点、種苗店に問い合わせられたとのことですが、種苗メーカーにお問い合わせをされれば如何でしょうか?
京都ですとタキイ、香川にも七宝交配、そのた種苗メーカーがございます。
きっと御希望の品種が見つかると思います。
志ば久で栽培している菜の花は、当店での販売用だけですので作付けがあまり多くありませんが
ブログとして皆さんに大きくなる様子を御覧いただいています。
菜の花畑生育日記①~種まき~
少しでも御参考になればと思います。
私事ですが、
6年程前、家業を継ぐため大原に帰ってくる際、2ヶ月程かけて「歩き遍路」をしました。
その際高知県の皆さんに本当に親切にしていただき、非常に思い出深い土地のひとつです。
山の幸、海の幸も美味しいですしね(笑)!
お役に立ちますかどうか、私の知っている範囲でお答えさせていただきました。
菜の花畑が広がりますように!!
志ば久 久保 統