2009 年 6 月 のアーカイブ
一番最後に作付けした赤紫蘇畑は、まだ赤紫蘇の丈が小さめ。
最初に植えたものと比べると2週間程しか変わりませんが、夏に向けて気温が上がる
この時期、この2週間の差は雑草の伸び具合に正直に現れます。
赤紫蘇たちが葉を繁らす前に、雑草たちも急成長。
昨晩、先日漬け込んだ「南高梅」に「赤紫蘇」を加えました。
収穫し立てを使えるのは、紫蘇の産地である大原だけの特権かもしれませんね。
材料が良くても、手間を惜しむといい仕上がりにはなりません。
しっかりと揉み込んで余分なアク汁を出し切ってうことが、きれいに色付いた
紫蘇梅干を作る秘訣です。
下漬した梅を赤紫蘇が何層にもなるように、漬け換え作業を行います。
重石のかかり具合が均等になること、また全体に赤紫蘇の色素を行き渡らせる
ことがとても大事です。
梅酢を加えると、赤紫蘇の色素が発色しはじめます。
再度重石をかけたら、土用干しまでそっと保管。
少しずつ色が梅に移って、土用干しの頃には真っ赤に染まっています。
伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~久保 統
ホームページの環境が整い、通販でも販売させていただけることとなりました。
本当は先週くらいからお届けできるかな、と考えていたのですが本年度は少し成長が遅くこのタイミングとなりました。
ずいぶん大きく育って、皆様にお届けしても恥ずかしくないサイズ・香り・色・風味です。
枝付きのままのお届けとなりますので、御自宅で紫蘇の葉をもいでいただき、「しそジュース」や「紫蘇梅干」などを手作りしていただければと思います。
大原産赤紫蘇を使った紫蘇梅干(土用干しの頃)。
昨年、私が漬けたものです。紫蘇の葉を梅の重量の1割入れるだけで
とてもいい色あいに仕上がります。
本年度も今日の夕方から赤紫蘇を揉んで加える作業に入ります。
昨年作ったしそジュースです。
今年はレシピ作りのために一度2リッター分(赤紫蘇200g)で作ったきり。
畑の管理、梅の仕込みなどが忙しくなかなか2回目以降作れていません。
少し落ち着いたら、私もしそジュース作りにかかりたいと思っています。
友人たちから「今年はまだか~?」と催促されていることもあり。。。(笑)
また、この時期限定で店舗でもしそジュースをお茶のかわりにお出しさせて
いただきます。
作りかたはとっても簡単!
レシピも載せていますので御参考にしてください。
しそジュースレシピはこちら。※現在アップ中です、しばらくお待ち下さい。
2倍濃縮のレシピとなっていますので、水割りやソーダ割り、また寒天やゼリーなど色々な用途にお使いいただけます。
自分だけのスペシャルなレシピを考えてみてもいいかもしれませんね!
自家栽培で畑がすぐ近くですので、御注文をいただき朝刈り取って、夕方に発送させていただけます。
新鮮な大原の赤紫蘇でさっぱりしそジュース、これからの季節にぴったりです。
是非皆さんでワイワイお作りください。
伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統