梅干しの仕込み作業②~もみ紫蘇を加えました~
昨晩、先日漬け込んだ「南高梅」に「赤紫蘇」を加えました。
収穫し立てを使えるのは、紫蘇の産地である大原だけの特権かもしれませんね。
材料が良くても、手間を惜しむといい仕上がりにはなりません。
しっかりと揉み込んで余分なアク汁を出し切ってうことが、きれいに色付いた
紫蘇梅干を作る秘訣です。
下漬した梅を赤紫蘇が何層にもなるように、漬け換え作業を行います。
重石のかかり具合が均等になること、また全体に赤紫蘇の色素を行き渡らせる
ことがとても大事です。
梅酢を加えると、赤紫蘇の色素が発色しはじめます。
再度重石をかけたら、土用干しまでそっと保管。
少しずつ色が梅に移って、土用干しの頃には真っ赤に染まっています。
伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~久保 統
この投稿は 2009 年 6 月 23 日 火曜日 10:21 AM に 梅干し, 漬物造り カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。