しば漬け・京のお漬けもの処 〒601-1241 京都市左京区大原三千院道 TEL:075-744-4893 FAX:075-744-3022

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味すぐき(きざみすぐき)の製造工程、すこし御紹介いたします。

2009 年 10 月 4 日

今日は日本晴れの秋日和となりましたね。

此処大原へも多くの方が行楽に訪れていただきました。

先日のテレビ放送を受け、

「コスモス畑、どこや~?!」

「志ば久、どこや~?!」

近くのファミリーマートや「里の駅おおはら」で聞かれていた方が多かったようです。

コスモス畑、三千院参道を歩いてきていただいて、当店よりスグ。

小さな橋を渡り、ゆず畑を抜けるとあたり一面コスモスが広がります。

解らないときは当店の花咲爺さんこと「社長」にお尋ね下さいね(笑)。

 

季節が良いこともあり、ついついコスモス、彼岸花の記事が多くなってしまいました。

9月は野菜にとって端境期ということもあって、お漬け物の記事が少なくなりがちでしたので、本日製造していた「味すぐき(きざみすぐき)」の製造工程を少し抜粋して御紹介させていただきます。

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味すぐきの原料となる「すぐき」は、樽出しで販売しているものと同じものを
使用しております。

樽の中に何層もぎっしりと詰められた「すぐき」たち。

昨年の年始に収穫されたものを5月頃まで熟成させ、その後低温保存しています。

ちょうど新物の「すぐき(すぐき菜)」の作付けが始まり、11月中旬頃より入荷しはじめますが、個人的にはよく熟成した「ひね」のすぐきの香りと酸味が大好きです。

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少しもったいない気もしますが、カブと葉に分け、2~3cm角に切り分けてゆきます。

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それぞれ細かく刻み、少し絞って調味液と合わせる。

少し寝かして、味すぐき(きざみすぐき)の完成です。

爽やかな酸味が利いていて、ゴハンとの相性抜群!

お手軽に伝統京漬物「すぐき」をお楽しみいただけます。

10月にはいり、千枚漬の原料となる聖護院かぶらの収穫も始まりました。

しば漬、すぐき、千枚漬。

まもなく、三大伝統京漬物が揃い踏みいたします。

そのた、秋~冬にかけてのお漬け物、だんだんと増えてゆきます。

今しばらくお待ちくださいね~!

伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統

この投稿は 2009 年 10 月 4 日 日曜日 9:07 PM に 季節のお便り, 漬物造り カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

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