紫蘇の種子の収穫~次世代への準備~
紫蘇の種の収穫を始めました。
季節はずれの台風で、枝が倒れてしまい少し心配しましたが本年度も無事に
収穫することが出来そうです。
まずは青紫蘇から。
同じ紫蘇でも、青紫蘇と赤紫蘇では成長の仕方、種を採る時期などが少しずつ
違います。
赤紫蘇の種はもう少し置いて、採り頃を確認して収穫。
早くても「未熟」、遅ければ地面に落ちてしまうので、
天気を見ながらベストなタイミングを計るのはちょっと緊張の瞬間です。
しっかりと天日に干した後、足踏みして「枝」「葉」を取り除き「種子」だけに
なるように篩(ふるい)にかけて、来年の種蒔きまで保管します。
この紫蘇無くして「しば漬」は出来ないことを思うと、
志ば久であるいは一番大切なものかもしれません。
大昔から引き継いできた紫蘇の種、
後世にずっと繋いでゆかなければと思うと身が引き締まる思いがします。
伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~久保 統
この投稿は 2009 年 10 月 22 日 木曜日 10:07 AM に 畑の日記 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。