本日、漬け蔵にて「しば漬洗い」を行いました。

漬け込み後、樽の様子を見ながら「重石の調整」や「締め直し」と呼ばれる作業を
行なってますが、本日は総動員で「しば漬洗い」をしました。

「しば漬洗い」といっても、漬かっているしば漬を水に晒すというわけではなく、
重石をかけることによりあがって溜まる「アク汁」をしっかりと洗い流し、樽周りも
同時に洗浄します。

今年は例年より少し遅れましたが、重石により余分なアクをちょうど絞りきった状態で
ちょうどいい時期でした。

樽の中を覗くと、少しフルーティーな香りがします。

本年度もいいしば漬が漬けられました。

伝統の味、手造りの京漬物　～京都大原　志ば久（しばきゅう）～　久保　統

この投稿は 2009 年 10 月 23 日 金曜日 6:01 PM に その他 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。