茎大根(くきだいこん)の本漬作業、行ないました。
茎大根の下漬がしんなりとちょうどいい具合に漬け上がりました。
葉を適度な長さに切って、鬼葉を取りしっかりと掃除をして本漬。
シンプルに糠のみで漬けてももちろん美味しいのですが、
利尻の昆布と柿の皮、タカノツメを加えて少し風味をつけようと思います。
漬け上がりは、年明け。
少し浅めの漬かり具合から順次お出しできればいいなと考えています。
本年度初めての漬けてみましたが、いい意味で少し苦味があり、大きさも
適度。いい商品となりそうな気がしています。
とはいえ、漬け上がりまでは気を抜けませんね。
うまく仕上がって、皆様に御紹介できるように頑張ります。
伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統
この投稿は 2009 年 12 月 23 日 水曜日 6:00 PM に 漬物造り カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。
2009 年 12 月 23 日 9:33 PM
茎大根って一般に売ってる大根とどう違うのですか?
柿の皮は、何の役目になるのですか?
2009 年 12 月 26 日 10:22 AM
かにちゃんさん、コメントありがとうございます。
まず、品種が違います。
一般的に売っている大根は俗に言う「青首だいこん」が多いですが、茎大根の原料になる大根は、まず首まで白い・
短寸(20cm程)・また葉が一般的な大根に比べると細く多いのが特徴です(壬生菜とまではいきませんが、ずいぶん細く繁っています)。山田系とよばれる大根を使用しています。食感が良く、少しほろ苦いのも特徴ですね。
出回り時期も11月~12月上旬、限られた季節にしか取れません。
柿の皮は原料にすこし自然な甘みを与えるのに入れます、糠ととても相性がいい素材です。
参考になりましたでしょうか?