しば漬け・京のお漬けもの処 〒601-1241 京都市左京区大原三千院道 TEL:075-744-4893 FAX:075-744-3022

トップページイメージ

【京都大原】赤紫蘇畑栽培日記③~ふと、山頭火を思ひだす~

2010 年 5 月 15 日

おしくらまんじゅう状態を解消するべく・・・。

今日は1日、ばあちゃん達と「間引き作業」をおこないました。

たくさん発芽してくれるのはありがたいことですが、混み合ってくると

葉を広げられず、成長が遅くなります。

少しもったいないような気もしますが・・・、間引き作業を行ないます。

間引いても、また葉を伸ばし、また間引かなければなりません。
植え換えられる丈夫な赤紫蘇苗になるまでに何度も・・・・。

種田山頭火の俳句 【 分け入つても 分け入つても 青い山 】 をふと思い出しました。

こちらは【 間引いても 間引いても 紫蘇の苗】 というかんじですね~(笑)。

1日で間引けるのは、わずが1畝。
少しずつ丁寧に気持ちを込めて、紫蘇の苗を育てています。

今年もいい紫蘇の苗に育ちますようにっ!

※余談ですが: 種田山頭火の俳句、個人的には「すべってころんで山がひっそり」という作品が情景が
思い浮かび、かわいらしい感じがして、好きだなぁ。

伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統

この投稿は 2010 年 5 月 15 日 土曜日 6:12 PM に ・赤紫蘇作りの事 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

コメント / トラックバック 2 件

  1. terurun より:

    種田山頭火、私もスキですよ。
    あの、独特の言い回しとか、間がツボです。

    うちの青じそちゃんもいよいよ芽を出してきました。

    今年の志ば久さんちの赤紫蘇も元気いっぱいみたいですね。

    紫蘇ジュースが飲みたいです。

  2. 志ば久 久保 より:

    terurunさん、ありがとうございます。

    山頭火、本当に心に浸みますね。

    赤紫蘇たち、本年度はすこし成長が遅れていますが
    順調に成長中です。

    植え替えて成長すれば、本年度も赤紫蘇の販売を開始します!
    赤紫蘇ジュースが作れるようになるまで、今暫くお待ちくださいね~^^


▲ ページのトップへ