旬の御漬物、御紹介~朝ぼり漬(たけのこの御漬物)~
当店の定番のお漬物でもある「朝ぼり漬」。
特に今からの季節は旬ということもあり、非常に人気が有ります。
今回はちょっと朝ぼり漬について、御紹介させていただきたいと思います。
原料はもちろん国産のものを使用しております。
現在使っているものは、愛媛県産。
最近は筍の掘り手さんも少なくなり、集荷自体が少なくなっているため
原料自体も少なくなかなか入荷しにくくなっておりますが独自の仕入れルートにて確保しています。
外皮をむいた状態での大きさはひとつおよそ110~130g。
カタチのまま丸ごとですので、多少の大きさのバラつきはお許しください。
ふっくらとしていて、伸びておらず身のつまったもの。
ちょうど土からアタマが出てきて直後のもの。
※白く見えるものはチロシンという、アミノ酸の一種。
※タケノコやパルメザンチーズなどに多くみられる自然由来のアミノ酸の結晶です。
同じ目方でも伸びずすぎたものは使用いたしません。
釜で炊き冷却した後、丁寧に皮をむき、
たけのこ下部の通称いぼいぼ(笑)、「いしづき」の部分が
硬いものはひとつづつ手作業で面取りをしてゆきます。
※いしづきとは、一般的のきのこ類の下の部分を言いますが、
こちらではたけのこについても読んでいます。
その後、白醤油と昆布ベースの調味液に漬け込んで、
しっかりと味がなじんだのを確認し袋詰めにいたします。
<おすすめの食べ方>
カタチのままのたけのこ、小さく切って食べるのは少々モッタイナイッ!
まず縦に半割りにして、繊維を方向と平行に縦に少し厚め(5mm程度)にスライス。
穂先は柔らかく、根元の部分はシャキシャキとした
本来のたけのこの食感を存分にお楽しみいただけます。
是非一度お試しくださいね!
京都の桜も少しずつ開花。
昨日岡崎界隈を車で通った際、3分咲きくらいになっていました。
大原の桜はまだもう少し先のようですが、
ソメイヨシノだけでなく山桜もいたるところにありますので長い期間桜が楽しめます。
また是非散策にお越しくださいませ。
伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統
この投稿は 2012 年 4 月 5 日 木曜日 9:09 PM に 店舗からの御連絡, 漬物造り カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。