菜の花の摘み取り作業がはじまりました。
当店の菜の花漬の原料はすべて自社農場にて栽培しています。
本日早朝より菜の花の摘み取り作業を始めました。
京都市北部、大原地区や松ヶ崎地区では、
京野菜「畑菜(はたけな)」のつぼみを漬け、菜の花漬としています。
一般的な四国などで多く栽培されている寒咲き早生(わせ)品種に比べると
細手で収穫も大変ですが風味が濃いのが特徴です。
ひとつずつ丁寧に手で摘み取ってゆきます。
ぷっくらと膨らんで少し黄色く色付いたものが採りごろ。
今日はまだあまり多く収穫出来ませんでしたが、今週末より多く収穫出来そうです。
収穫した菜の花は、その日のうちに下漬。
2~3日おいて本漬作業を行ないます。
糠漬にする際は、
下漬の後、糠袋と交互に樽に敷き詰め発酵を促します。
春の旬味、是非一度御賞味くださいませ。
伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統
この投稿は 2012 年 4 月 9 日 月曜日 8:08 PM に その他 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。