しば漬け・京のお漬けもの処 〒601-1241 京都市左京区大原三千院道 TEL:075-744-4893 FAX:075-744-3022

トップページイメージ

赤紫蘇栽培日記(6月1日)~赤紫蘇の植え付けはじまっております~

2012 年 6 月 1 日

ブログの更新が遅くなり、非常に申し訳ないです(笑)。
バタバタと紫蘇の管理と植え付けに追われる日々・・・。

ようやく少し落ち着きました^^

4/10以来の赤紫蘇についての更新、
順を追って成長過程を御報告いたしますね!

4月10日のブログにて少しずつ大きくなっていた赤紫蘇の苗床。
おかげさまでこんなに大きくなりました。

この大きさにいたるまで、何度も間引きを繰り返し、あまり混み合わないように・・・。
また水分量を調節して、やりすぎず飢えすぎず・・・。

 

その甲斐あって、一人前の紫蘇苗に成長しました。

 

ついつい葉を見てしまいがちですが、

・軸が風に当たっていてしっかりと赤い事。
※間引きを怠った混んだ苗床だと白く柔らかい軸になってしまいます。

・根がしっかりと張っている事。
※いくら大きな葉がついていても、根がしっかり付いていないと植え替えても付きません。

特にこのふたつが「良い紫蘇苗」の条件となります。

本年度は5月初旬より赤紫蘇の植え付けを開始し、
最初に植えた赤紫蘇たちはもだんだん葉も繁ってきました。

あと一枚、畑に赤紫蘇を植えて本年度の赤紫蘇・青紫蘇の植え付けは完了となります。

この調子だと本年度は、赤紫蘇の発送、しば漬の仕込みを
少し前倒しに出来るのではとも思っていますが・・・。

本年度の5月は特に雨が少なく、また作業途中に雹(ひょう)に降られ(笑)、
1日の中でも天候がコロコロと変わる全く読めない天候でした。

ニュースを見ていて、全国的に不安定な天候が続いていますが、
ここ京都大原もご他聞に漏れずといったところです(汗)。

 

赤紫蘇・青紫蘇の成長に雨は不可欠。

梅雨入りの時期や生育状況を見ながら、今後の赤紫蘇の発送開始時期を
見極めていこうと思いますので赤紫蘇の通販をお待ちの方は今暫くお待ちください。

ちなみに、そろそろ梅の出荷が始まりましたね。
赤紫蘇を使って紫蘇梅干しを御家庭で入れられる際の赤紫蘇を入れるタイミングについて、
少し記載させていただきます。

~紫蘇梅干しを作る際の、赤紫蘇を入れるタイミング~

1.梅干を塩で漬ける(6月中旬~7月初旬)
2.梅酢が上がってくる(漬けた日より1日~3日) ※完熟した状態だと翌日には上がります。
3.梅酢が上がった状態で暫く置いておく。
4.生の赤紫蘇を塩で揉みこみアクを取り、しっかり絞る。(7月初旬~7月末)
5.梅を別の容器に敷き詰めながら、間にもみ紫蘇を入れて層にする。
6.しっかり蓋をして、土用の頃~お盆前頃に干す(7月20日頃~8月中旬)

梅酢が上がったらすぐに、赤紫蘇を加えなければとお思いの方も多いですが、
しっかりと梅酢さえ上がっておれば暫くおいても全く問題ございません。

上記、ざっくりと記載いたしましたが私自身も梅干しを漬けますので、
また詳細については順次アップいたしますね!

 

伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統

 

 

 

 

 

この投稿は 2012 年 6 月 1 日 金曜日 5:07 PM に ・赤紫蘇作りの事 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

コメントは受け付けていません。


▲ ページのトップへ