・千枚漬の漬け込みが増えてまいりました。
台風の影響も有り、原料である聖護院かぶらの生育が遅れている千枚漬。本年度は原料調達もなかなか苦労している実情ではありますが、秋の紅葉シーズンのピークとなり当店でも仕込み数がだんだんと増えてまいりました。
昔ながらの製法で、薄くスライスした京野菜「聖護院かぶら」と利尻産の昆布を幾層にも交互に重ねて本漬けした千枚漬けは京都の冬には欠かせない京漬物。
利尻昆布の旨みが染み込んだ千枚漬は、表面が昆布の粘りでトロトロに。正直なところ、たいへん計量しにくい訳ですが(笑)カブをやさしく持つようにこころがけながら1袋ずつ手作業で袋に詰めてゆきます。
志ば漬・すぐきと並んで、京の伝統三大漬物に数えられる千枚漬。
寒くなるにつれ、カブの甘みがより一層増してまいりますのでこれからの季節のおすすめです。
ご家庭用にはもちろん、先様へのお送り・御歳暮にもぜひご利用ください!
~伝統のしば漬け、手作りの京漬物 志ば久~ 久保 統
この投稿は 2017 年 11 月 27 日 月曜日 1:09 PM に 店舗からの御連絡 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。